チャイナサロン的朋友
3月に入っても寒さが厳しい折ですが、草木は少しずつ春の息吹を感じ始めているようです。
さて、チャイナサロンの文化体感イベント 「五感で楽しむ漢詩の世界」、第7回春編は、4月7日(日)に開催します。
今回は、四世紀に生き、書道の神様(書聖)と呼ばれる、「王義之」の蘭亭序の中から漢詩を取り上げます。蘭亭序は、353年(永和9年)3月3日に、王義之が名士41人を蘭亭に集め川のほとりで曲水の宴を開き、その宴の中で謳われた歌を書いたものと言われています。
ちょうど日中国交正常化40周年記念で、3月2日まで東京国立博物館で「王義之展」が開催されており、高宮暉峰先生と一緒に観てきました。今回は漢詩を堪能いただくのはもちろんのこと、王義之の書についても深く学んでいただけるような内容を企画しています。
以前参加いただいた方にも、今回初めて参加していただく方にも、楽しんでいただける内容となっています。
ご興味ある方は、ぜひ、一緒に、五感で四季を感じながら書道とお茶の世界を楽しみましょう!
過去の様子については、こちらをご覧ください。
http://chinasalon.jp/modules/news/article.php?storyid=54
■日時:2013年4月7日(日) 13:30-15:30
■場所:日本橋 (参加確定者には追ってご案内いたします)
■参加費:4,000円(中国茶、茶菓子代含む)
■定員:10名
■キャンセルポリシー:4月4日(水)以降のキャンセルや、通知なしの欠席は4,000円お支払いいただきますのでご注意ください。
【申込はこちらから】
申し込みは以下申込画面からお申込みください。
*高宮暉峰先生についてはこちら
http://hana-michi.com/hanamichi/professor_staff.html#pro_kiho
【企画趣旨】
この度、チャイナサロンと、今やNHK出演や多数の著書を持つ新進気鋭の若手書道家、高宮暉峰先生による夢のコラボレーション企画が実現しました。
中国では、古くから漢字は教養の高さを表すものとして使われてきました。今でも、書道の世界では、昔の中国の書家の字をお手本としています。その中でも漢詩は、字の美しさ、意味だけではなく、韻を踏むことで聴く人を魅了します。
毎回季節に合った漢詩をセレクトし、漢詩に合ったお茶をいただきながら「漢詩を中国語のネイティブの発音で聴き、意味を学び、そして、その風景をイメージしながら自分が気に入った漢字一文字を実際に筆で書いてみる」、という、まさに五感すべてで書道(漢詩)の世界を堪能していただける企画を考えました。
漢詩の朗読・解説はチャイナサロン主幹事の阿宇が、また書道のアドバイスは高宮暉峰先生がしてくださいます。
中国文化に興味がある人、書道に興味がある人、どんな方でも気軽に楽しんでいただける場になることと思いますので、ぜひ、ご参加くださいませ。