イベント報告 : 2011/09/03 五感で楽しむ漢詩の世界(第2弾)
チャイナサロンと、今やNHK出演や多数の著書を持つ新進気鋭の若手書道家、
高宮暉峰先生による夢のコラボレーション企画、第2弾。
今回のテーマは、「秋」
第一部では、秋の季節にぴったりなお茶(峨眉山)と、中秋の名月に中国では家族全員で食べるという習わしの月餅をいただきなかがら、李白の書いた有名な漢詩「静夜思」をチャイナサロン主幹事の周が朗読。漢詩の意味を知り、当時の李白の気持ちを思い浮かべながら漢詩を聴くと、一気にタイムスリップしたような気持ちになります。
第二部では、高宮暉峰先生による書体、書道での書き方についてのワンポイントレッスン。漢詩に登場した「月」という字を、楷書・行書・草書・臨書・・・など様々な書体で学びました。
同じ「月」でも、書体が違うだけで印象も全く異なります。
最後は、漢詩の中から自分の好きな漢字を選び、高宮先生のお手本を見ながら、自分の好きな書体で自由に感じるがままに書を書きました。
その場で高宮暉峰先生に指導を受けながら、最後は、自分の字をはがき大の和紙に書き額に入れて完成です。
正しい字ではなく、自分の書きたい字を書く。
参加者の皆さんの中には、書道を習っている人も、十年以上筆を持ったことがない人も、様々でしたが、みんな真剣に、そして感じるがままに書く書の世界をとても楽しんでいました。
「秋」のテーマの漢詩は、李白の「静夜思」。中秋の名月を思い出します。
第一部は、チャイナサロン幹事の周による中国茶の説明と漢詩の朗読
月餅。種類も形も豊富。最近は、真ん中に黄身が入ったものが人気だとか。
第二部では、書道家の高宮先生から様々な書体と書き方を学ぶ。
最後に自分の作品と一緒に。
※この企画は、四季折々の季節にあわせて今後も開催予定です。
次回開催日が決まりましたら、チャイナサロンHPにアップします。