2013/11/24 ≪第3回 滋養気血 冷え知らずの冬の薬膳≫

投稿日時 2014-2-7 9:38:11 | トピック: Lala's 薬膳料理教室

 冬は、本格的な寒さによって、木の葉や草が枯れ、動物は食べ物を蓄え、冬眠に入ります。人間も、体内の陽気、血液、必要な水分などが外へ漏れないように、しっかりと体の中に保たなければいけません。冬の薬膳は、消耗された「気」と「血」を補いながら、体内で巡らせること、そして、寒気を散らし、五臓六腑をしっかり暖めることが大事です。

【当帰羊肉湯 〜当帰とラム肉の漢方スープ〜】
1000年続く補血補腎の漢方の処方、まさに中国薬膳の代表格です。しっかり下ごしらえした上、冷蔵庫で2日間熟成させた北海道のラム肉と、血液を養う食薬「当帰」で作られた濃厚な味わいの漢方スープです。


【かぶと菊の浅漬け風サラダ】
温性のかぶはサラダにしても、体をしっかり暖められます。色鮮やかな食用菊は、目の疲れを取り、ほのかな苦みが心地よいです。


【牡蠣と山芋のふわふわ茶碗蒸し 】
山芋のこんな使い方があったなんて、とびっくりされたふわふわ新食感の茶碗蒸しです。牡蠣は、血液を養い、心神を安定させる効果があり、山芋は疲労回復の効果抜群です。


【3種干しきのこの炊き込みご飯】
天日干ししたエノキ、エリンギ、しめじの三種きのこで作った炊き込みご飯。香りだけでなく、栄養効果も倍増です。


【金柑の紹興酒コンポート】
皮ごと食べられる金柑は古くから使われる食薬です。体内の寒気を散らし、風邪予防の効果が期待できます。


【なつめと陳皮、乾姜の薬膳茶】
胃腸を丈夫にするなつめに、体を暖める乾姜、消化不良を助ける陳皮を加えた薬膳茶。なつめの甘味が体に沁みわたり、ポカポカになります。




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