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イベント報告
イベント報告 : チャイナサロン in 上海 旅行記録(写真つき)
投稿者 : 小和 投稿日時: 2007-07-27 00:00:19 (2510 ヒット)

 チャイナサロン初の海外企画。2007年7月13日(金)〜15日(日)で上海を旅行してきました。
 今回ツアーの参加者は、サロンからは、周さん、田中さん、阿郎、藤藤、小美、大亨、小和。
 それに、小美の知人の佐藤さんを交え、現地では綿貫さん、愚さんと合流しました。
 人によって行った場所も少し異なるのですが、小和が見た部分を中心に、ご紹介しますね。

7/13 晩 : 上海到着


 7月13日の晩には、全員上海に入りました。
 僕がホテルに到着したのは、晩10時30分過ぎでしたが、機内食だけでは満腹にならないし、早速上海で料理を味わいたいこともあり、深夜に夕飯を食べれる店に行ってみました(田中さん、阿郎、大亨、小和)
 店は阿郎が案内してくれた「滴水堂」という湘菜の店。湘菜とは、湖南省の料理のこと。なんでも、四川料理を超えて中国でも一番辛い料理が湘菜だとか。ここの自慢料理の1つが、草えびの炒め物。4人分にちょうどよい量ということで一斤を頼んだのですが、見てください。このボリューム。大亨もびっくり。
 その後、まだ上海入りの興奮が冷めやらぬ一行は、衡山路にあるナイトバー「88」へ。周さん組は先に入っていて、すでにほろ酔いというか、すっかり出来上がっている様子。夜の男、大亨は、きれいなお姉さんとおおはしゃぎ!

7/14 早朝 : 中山公園



 みんなとは、朝9時にホテルのロビーで集合。でも、僕は少し早起きして、近くの「中山公園」を散歩してみました。中国の公園は朝から太極拳とかで大賑わいですが、ここももちろん例外ではありません。他にも、社交ダンスとか、大道芸のような駒回しとか、凧上げとか。朝から親子でボートにも乗ってる光景も。
 そして、右の写真が、公園の地面に書をしたためる人々。達筆ですね。この日は、4人くらいが思い思いに字を書いていました。近寄ってきたご老人が、この先生になにやら質問しています。
「字がうまくなる秘訣はなんですか?」
「字がうまくなる秘訣は2つだ。 1つは、よく練習すること。 2つめは、むにゃむにゃ・・・」
・・すいません、2つ目はよく聞き取れませんでした。
 

7/14 午前 : 豫園散策






 さて、朝9時に(朝が苦手な雄鶏さん=阿郎を除いて)集合後、まずは、豫園に向かいました。豫園でタクシーを降りると、早速来ました、にせブランドの押し売り(笑) 時計安いよ、と聞いてもないのに声をかけてきます。要らないといっても、ひたすらついてきます。
 周さんは手馴れた様子で完全無視を決め込んで、一同、豫園の中へ。豫園のみやげ物屋には、いろいろな伝統工芸品が置いています。皮影、いま放送しているNHKのテレビ中国語会話でも、これを使った劇をやってますね。それから、切り絵(写真左下)。人間技とは思えない細かい切り口が無数に刻まれた美しい絵です。みんな、気に入ったものをそれぞれ購入。
 女性の髪結いの実演をしていたので、周さんと小美もモデルとして結ってもらうことに。で、しっかり、髪留めセットをご購入。ちゃんと使われてるかなー?


7/14 昼食 : 南翔饅頭店


 豫園で一番行列ができる店。それは、小龍包で有名な南翔饅頭店です。今回は、周さんの会社の知り合いの方が手配してくれたので、すっと入ることができました。この店、六本木ヒルズにも進出して人気店になっていますが、やっぱり本店は違いました。小龍包にとどまらず、いろいろな料理に舌鼓を打ちます。
 食べ終わって店を出ると、また知らない人が話しかけてきました。「茶館でお食事はいかがですか」もう満腹なので、ぜんぜんそんな気分ではないのですが、あれ? そういえば流暢な日本語。すごく日本語上手ですねと言おうと思ったら、日本人でした。将来の夢をかなえるため、今は中国でアルバイトしながら生活しているとのこと。がんばってください。


7/14 午後 : 七浦路、徐家匯


 最近、上海ではニセ物市場に対する規制が厳しくなっているとのこと。筆頭格だった襄陽服飾礼品市場も、2006年に閉鎖されてしまったそうです。とは言え、もともとそこにあった店が方々に散らばって、小さな市場を形成しているとのこと。社会見学の一環?として、その1つと噂される七浦路へ行ってみることにしました。
 豫園でタクシーを拾い、七浦路へと告げます。しかし1つ目のタクシーは、乗っちゃだめだ!と乗車拒否されてしまいました。なんで?? とりあえず、2つめのタクシーへ。でも、やっぱり乗車拒否。 むむ?? 3つ目のタクシー。今度は、無理やり乗り込んでしまいました。 この運転手さんも、最初は「不要上車!」と怒ってましたが、僕たちが乗りこんでしまったので、あきらめた模様。その後で、申し訳なさそうな顔(ふり)をしながら、聞いてみました。
 「なんで、さっきは乗っちゃだめって言ったんですか?」、「もう1時半だろ。食事の時間なんだよ」 ・・なるほど、そういうことでしたか。すみませんでした。でも、日本ではあまり考えられない乗車拒否理由ですね。
 さて。車で20分ほど揺られて、七舗路へ到着。しかし、これは、予想以上の騒々しさです。我々が日本人だとわかるや否や、たちまち3、4人の物売りに囲まれます。ゆっくり物を選ぶ余裕はまったくなく、相手をするのにも疲れてしまったので、早々に退散することにしました。

 次の目的地は、徐家匯。上海で1、2を争う電脳街だそうです。IT迷メンバーの血が騒ぎます。中国の携帯電話は、日本よりも個性的なものが多いですね。すごく小さなものや、iPhoneもどきのフル画面端末まで。チャイナサロンIT担当の藤藤と阿郎が、マニアックトークを繰り広げます。僕は、2GBのSDカードを安く買いましたが、ちゃんと使うことができました。
 

7/14 夕食 : 四川料理



 さて、夕食は四川出身の周さんがお勧めする四川料理のレストラン「巴国布衣」。店の雰囲気もよく、とても期待できます。その期待をさらに上回る料理の数々。辛いだけではない、本当の四川料理のおいしさを堪能しました。1人70元だったのですが、本当に信じられない値段です。日本なら5倍の値段はするでしょう。
 このレストランで合流したのが、愚さん(ペンネーム。日本人です)。日本から上海に渡り、もう10年になるそうです。日本人ビジネスマン向けのフリーペーパーSUPERCITYを発行する仕事をされていて、いろいろな記事を書いています。当日、四川省のある農村にいったときに撮影した写真を見せてもらいました。愚さんは記者であって、本職のカメラマンではないとのことでしたが、カメラの向こうで自然な微笑みを見せる子どもたちの顔は、そのまま写真集にできそうなくらい印象深いものでした。
 

7/14 晩 : 上海馬劇場


 上海の長い一日は、まだまだ続きます。
 食事の後は、雑技団のショーを見に、上海馬劇場へ。この日も席はほぼ満員。水甕、壷まわし、玉のり、柔軟、輪くぐり、長い帯につかま
る空中演技、その他、いろいろありますが、クライマックスはバイクショー。直径10mくらいの球体の中に、バイクがエンジンを唸らせてどんどん入っていきます。
 全演目の終了後、バイク隊の面々が入り口に勢ぞろい。希望する人に、一緒に写真をとってくれるようでした。早速、藤藤もその機会をつかみ、「イー、アー、サン」パシャッ! その後で、おばちゃんが寄ってきました。「100元です」。しまった。高い買い物でした。その100元の高価な写真を、せっかくなんで掲載しておきますね。


 

7/14 晩 : 外灘



 その後は、上海の夜景を見に、外灘へ。ちなみに、馬劇場から外灘へ向かう高速道路は、かなり渋滞していました。上海市は、車のナンバープレートを取得するのに何十万円もかかるといわれるように、かなり市内を走る車の量を制限しているのですが、それでも結構な渋滞。大変です。
 外灘から眺める浦東の夜景は、数年前に来たときよりもさらにきれいになっている気がしました。大きなテレビ画面を積んだ船まで走ってましたしね。その後、外灘の高級バーをのぞきにいってみたのですが、とても高そうな雰囲気だったので、撤退。ホテルへ帰りました。
 

7/15 午前 : 浦東




 9時にロビーへ集合して、まずは浦東へ。いま現在で一番背の高いビル、金茂大夏へ向かいます。本当は最上階に登ってみたかったのですが、どうも上のほうはホテル(ハイアット)の宿泊客専用のよう。やむなく、54階の展望フロアで一服します。
 その後は、浦東の沿岸部、浜江大道を散策したのですが、この日は結構暑かった。上海の夏は、本当に蒸し暑いですね。たまりかねて、フルーツの美味しいデザートレストランで一休み。
 

7/15 昼食 : 紹興料理




 昼食は、紹興料理のレストラン「咸亨酒店」へ。もちろん、昼間っから紹興酒をオーダー。この店も、周さんセレクションだけあって、美味しいメニューが満載。飲んで食べて、それでも1人100元には本当にびっくりです。
 

7/15 午後 : お宅訪問


 それから、周さんの知り合い、Rickさんの家へご招待いただき
ました。巨鹿路という閑静な街並みに凛とたたずむ一軒の家。昔の邸宅を改装したつくりだそうですが、とても趣きのあるお住まいです。
 当日、Rickさんは不在でしたが、代わりに建築家の謝さんが、家の中へ案内してくれました。謝さんは生粋の上海人ですが、英語もペラペラ。ここでの会話は全て英語でした。まずは、上海のお奨めスポットをいろいろと教えてもらい、(謝さんは、日本の焼き鳥屋がとてもお気に入りのようでした)ジャズバーから真珠市場まで、いろいろと地図にメモしました(後で行くことになります)。
 それから後は、中国各地の旅行の話に花が咲きました。例えば、周荘に行くなら、夕方現地について一泊して、観光客がいなくなった静かな晩と早朝を味わうのがいいとか。いろいろと、タメになる話が聞けました。
 どうも、お世話になりました!
 

7/15 夕方 : 虹橋


 まずは、先ほど教えてもらった真珠市場、虹橋国際珍珠城へ。3階は、真珠等のアクセサリ専門のフロアですが、1階や2階は土産物、民芸品、小物類(かばん、財布、時計、文房具、etc)と雑多な品揃え。昔の襄陽服飾礼品市場に似た雰囲気も感じます。
 阿郎は、どの店に行ってもニワトリを探してました。そして、ついに大きなニワトリを見つけて、歓喜のあまり同化している写真を1枚。
 その後、そこから歩いてすぐの場所にある(・・・でも、タクシー使っちゃいましたが)カルフール(家福楽)へ足を伸ばしました。日本からは撤退してしまったカルフールですが、上海では豊富な品揃えを武器に多くのお客さんを集めているようでした。僕は、中国語辞書と金華ハムを購入。会社の人へのお土産も、ここで調達しました。空港等で買うよりもよっぽど安かったです。
 

7/15 晩 : 衡山路


 
 さすがに中華料理を食べ通しだったので、最後の晩くらいは違うものを食べようということで意見が一致。ホテルのコンシェルジェに紹介してもらい、衡山路のイタリアンレストランへ行くこととしました。
 とりあえず予約を入れて、少し時間の余裕もあったので、衡山路駅前にある茶館に行って見ました。ここのお茶は、60元〜70元と少し高いのですが、実は全然高くありませんでした。お茶を頼めば、いろいろな食事が全て無料でついてくるとのこと。色々な種類のナッツやフルーツがあり、さらに普通の定食メニューまであります。これは、安すぎ。でも、イタリアンを予約している我々としては、あまり食べ過ぎるわけにもいかず、ほどほどに。
 イタリアンレストランでは、早速ワインを頼み、いい感じで前菜、パスタ、ピザをいただきました。おいしかったです。
 

7/15 晩 : Jazz


 昼間に謝さんに紹介してもらった、ジャズバー「JZ」へ。ここも、ちゃんと予約をしていったのですが、そのせいか、一番前の特等席に座らせてもらえました。
 待つこと30分強、演奏が始まります。ここからは、ジャズに詳しい田中さんからの受け売りですが、ラテン系の曲に強いバンドで、最初は今いち乗り切れてなかったものの、途中からかなり乗ってきていい感じでした。 ・・・、はい、受け売りです。でも、ジャズに詳しくない僕でも、ピアノやドラムの超絶テクニックを含めて、プロの技を堪能できました。
 
 

解散


 帰る日程は、みんなそれぞれ違うので、流れ解散です。早い人は15日の夕方に帰国しましたし、僕は16日の朝の便で帰国しました。一番最後まで残ったのが田中さん。田中さんのその後の旅行については、また別途アップする予定です。
 何はともあれ、素晴らしいツアーを計画してくれた周さん、そして同行の皆様、ありがとうございました。
 


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